ここから始める大学IR
IRQuA(イルカ)は大学IR分野に対する専門的な知見を持つ 大阪大学 スチューデント・ライフサイクルサポートセンター(SLiCSセンター) と、様々な大学や民間企業のデータ分析支援の実績を持つ ヴェルク株式会社 の 産学共同研究 から生まれた大学IR(Institutional Research)用のクラウド型ダッシュボードサービスです。
大学IRにおける課題
人的リソースと知見の不足
IR部門のリソースや知見が不足しており、
データ収集や分析をはじめとする
各種業務負荷に耐えられない
IR関連業務の属人化
大学IR業務の属人化により、
人事異動や退職者の発生による
影響が大きい
DXにかかる大きなコスト
大学IR業務を見直してDXを推進したいが
コスト面が不安
IRQuA導入の効果
IRの重要指標を
自動的に可視化
誰にでも扱いやすい
シンプルな操作性
圧倒的な低コスト
持続可能なDXの実現
IRの研究成果を反映
IRQuAユーザー限定セミナー等の
コンテンツも提供
▶ IRQuAで可視化できる指標を確認する
Excel管理よりも効率的に
専門的なBIツールよりも簡単に
大学IRをスタート
初期費用0円
年間298,000円から大学IRのDXを実現
▶ 料金プランについて詳しく知る
IRQuA資料請求フォーム
- IRQuAの資料請求をご希望される方は下記フォームの各項目に入力して送信ボタンをクリックしてください。30分以内にご登録いただいたメールアドレスに対して資料をお送りします。
- 資料請求はIRQuAのサービス対象を考慮し、大学関係者に限定させていただきます。
IRQuAのサービスコンセプト
ヴェルク株式会社は約10年にわたり国立大学、私立大学など多くの大学のIR支援を続けてまいりました。支援内容は、トピック分析、IRの情報を集約する統合データベースの構築、教職員の皆様に対するBIツールのレクチャー、学内のIR担当者が繰り返し分析できるスキームの整備、IRをテーマとした全学FD・SD研修会の実施など多岐にわたります。
さまざまな大学のIRに関わる中で、そのスタート段階では「何から着手すれば良いのかわからない」「データが整備されていない」「BIツールの調達や習熟のために投下できるリソースが足りない」など多くの大学に共通する「つまづきポイント」があることを発見しました。
そしてそれぞれのポイントを体系化して整理していく過程で、大学IR分野に突出した知見を持つ大阪大学 スチューデント・ライフサイクルサポートセンター(旧 高等教育・入試研究開発センター)との共同研究という機会を得て、本格的なIRQuAの開発へと至ります。
IRQuAが目指したのは「どのような規模の大学でも、どのような体制のIR部門でも、安心して大学IRをスタートするための基盤となること」です。
実際にIRQuAをお使いいただいている皆様からのフィードバックを積極的に取り入れ、継続的にサービスを成長させていき、より多くの大学のIR活動の効率化に寄与したいと考えています。
IRQuA開発の背景となった研究成果はJ-STAGEにて公開しています。
津久井浩太郎, 山本亮, 和嶋雄一郎, “中小規模の大学が”Quick Win”を達成するための大学IR基盤の考察”, 第11回大学情報・機関調査研究集会, pp30-35, 2022.
IRQuAの利用シーン
①突然、大学執行部から大学IRに関連する指標と分析の報告の依頼が発生する。
②すぐにIRQuAに蓄積されている各種指標を活用し、経年分析を実施。
③IRQuAのダッシュボードを用いて分析結果を会議で発表。追加質問に対してもIRQuA上のオープンデータを絡めてその場で回答。
IRQuAで集計できる主な指標
IRQuAで確認することができる指標の一例です。
各指標は、所定の CSVフォーマットに学内データを転記し、IRQuAにアップロードすることで、全て自動的に視覚化されます。
最大10年度分のデータを可視化できるため、各指標の長期的なトレンドを、必要な時にいつでも確認することができます。
入試ダッシュボード
学生数ダッシュボード
GPAダッシュボード
進路ダッシュボード
各種帳票
- 学部学科別志願者数、入学者数
- 出身高校の所在地別入学者数
- 学部学科別学生数、休学者数
- 学部学科別留年者数、退学・除籍者数
- 学部学科別卒業者数、進学者数、就職者数
オープンデータダッシュボード(学校基本調査) ※2023年3月提供開始
- 地方、都道府県別18歳人口
- 地方、都道府県別大学入学者数(国立、私立、その他)
- 大学入学者数の地域間流量(出身高校の所在地→大学の所在地)
- 職業別就職者数、産業別就職者数
- 関係学科別就職者数
- オープンデータダッシュボードは、政府統計の総合窓口(e-stat)において公開されている学校基本調査のデータを元に作成しています。
- オープンデータダッシュボードに必要なデータは予めIRQuA側に用意されているため、IRQuAのご利用開始後、すぐに学校基本調査10年間分のダッシュボードの閲覧が可能です。
IRQuAのセキュリティ
IRQuAはセキュリティーを重視しており、学籍番号や受験番号などの個人を識別できるデータを別のコード体系に置き換えて管理しています。
その他、さまざまなセキュリティー対策を実施しています。
データの暗号化
アップロードされた全てのデータに対して暗号化を実施しています。
IPアドレス制限
大学のIPアドレスからのアクセスのみに制限することができます。
2段階認証
スマートフォンを用いた2段階認証を設定し、ログインのセキュリティーを強化できます。
WAF・脅威検知
外部からの攻撃をブロックするWAFを導入しています。また、外部からの不正なアクセスなど、セキュリティー上の脅威をいち早く検知します。
オプション機能
IRQuA Touch ※2024年4月提供開始
IRQuA Touch(イルカタッチ)はIRQuAに蓄積したデータを詳細分析に最適なフォーマットに変換し、Tableau Desktop用のデータセットとして出力できる有料オプション機能です。
IRQuA上で保持している最小粒度のデータをエクスポートできるため、IRQuAのダッシュボード上で提供しているグラフ以外の様々なアドホック分析の他、学内で保持されているアンケートデータ、外部試験データ、国家試験データ等の様々な独自データと組み合わせた詳細な分析も実現することが可能となります。
IRQuA Touchのデータセットに合わせたTableau Desktopのワークブックと、分析方法のレクチャー動画も提供します。
集計値の観測だけでなく、さらに踏み込んだ分析を行いたいとお考えの大学様に最適なオプションです。
機能の概要や価格などに関しては こちら をご覧ください。
主な導入大学(順不同)
ほか、日本全国の様々な大学でご利用いただいております
よくある質問
契約関連
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IRQuAの料金体系と支払いタイミングについて教えてください。
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IRQuAは4月~翌年3月末までを1年とし、年間利用料を毎年お支払いいただくサブスクリプション型のサービスです。
一度ご契約いただいた後は自動更新となっており、毎年4月末に年間利用料の請求書をメールにてお送りします。(契約初年度、5月以降のタイミングで新規導入された場合は、年間利用料を月割り計算とし利用開始月の月末に請求書をお送りしております)
大学規模(学生数)により料金プランが異なるため詳細に関しては 料金プラン・導入までの流れ のページをご覧ください。
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1法人で複数大学ある場合の契約単位はどうなりますか。
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IRQuAは大学単位での契約を想定した設計になっています。そのため大学ごとにご契約いただくことを推奨しております。
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契約から利用開始までどのくらいかかりますか。
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一般的に契約締結から1週間ほどでIRQuAのご利用が可能です。年末年始などを挟む場合は更にお時間をいただく可能性があります。
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学内での稟議を通すため見積書の作成をお願いできますか。
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こちらのフォームよりご入力をお願いします。2~3営業日でお見積書のPDFをお送りします。
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契約前にIRQuAを試用することは可能でしょうか。
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個別相談会を経て学内でIRQuA導入の検討に入った大学様に対して、評価用アカウントを期間限定で無償提供させていただいております。評価用アカウントのご要望がありましたら個別相談会にてご連絡ください。
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予算の都合上、年度内に執行したいのですが次年度1年分の費用の前払いは可能でしょうか。
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柔軟に対応させていただきますのでご相談ください。
ユーザーアカウント関連
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IRQuAのユーザーアカウントがあると何ができるようになるのでしょうか。
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IRQuAユーザーアカウントがあることで、IRQuAにログインし、ダッシュボードを閲覧できるようになります。IRQuAユーザーアカウントの標準ユーザー数は、料金プランによって異なり、例えば「プラン3000」の場合は、標準で5名の方がIRQuAにログインして、ダッシュボードの閲覧が可能です。
なお、ユーザー数は、1ユーザーにつき年間1万円(税抜)で、追加することも可能です。
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学内の執行部や各学部の関係者などにも幅広くIRQuAのユーザーアカウントを付与したいと考えています。ユーザーアカウントは何名まで追加できますか。
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各料金プラン毎の標準ユーザー数以上にユーザー数が必要な場合は、1ユーザーにつき年間1万円(税抜)で追加が可能です。追加できるユーザー数に上限はありません。
大学様によっては、執行部・学部長向けに、10~20名程度、追加されるケースもあります。
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1つのユーザーアカウントを複数人で使うことはできますか。
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IRQuAは1人1アカウントでのご利用をお願いしております。
複数名でのアカウントの使い回しや、グループメールアドレスを用いた運用は利用規約にて禁止されておりますので、1人1アカウントを前提としてご契約をお願いします。
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管理者ユーザーアカウントと一般ユーザーアカウントの違いについて教えてください。
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IRQuAユーザーアカウントには一般ユーザーアカウントと管理者ユーザーアカウントの2種類があります。
管理者ユーザーアカウントは通常のダッシュボード閲覧に加え、各種データのアップロード、ユーザーの追加/削除、2段階認証、IPアドレス制限などの各種設定を行うことができるユーザーです。1大学につき3名まで指定することができます。
管理者ユーザーアカウントはIR部門のメイン担当者やデータを管理される立場にある方に付与し、IR部門以外の方たちには一般ユーザーアカウントを付与してご利用いただくケースが一般的です。
データの準備
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IRQuAを契約して使えるようになった後、どのようなデータを学内で準備すれば良いのでしょうか。
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IRQuAは入試データ、学籍リスト、GPAデータなど10種類のデータをCSV形式でご準備いただく必要があります。
それぞれのCSVはファイル名や列のフォーマットなどが規定されており、ご契約後にお渡しするマニュアルにその詳細とサンプルが記載されています。
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学内のリソースが限られているため、IRQuAにアップロードするデータの準備に不安があります。どのようなデータを準備する必要があるのでしょうか。
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IRQuAでは入試データや学籍リストなど10種類のCSVデータを所定のフォーマットでアップロードしていただく必要があります。
契約締結後にお送りするマニュアルにて詳細を記載しておりますが、いずれのデータも一般的な教務システムのパッケージからエクスポートしたデータをExcelで成形していただければ作成いただくことが可能なものとなっています。
現状、多くのIRQuA導入大学様は学内でこれらの作業を完結できておりますが、このあたりの作業をヴェルクにて代行する「IRQuA導入支援オプション」も100万円(税抜)~で提供しておりますのでお気軽にご相談ください。
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10年度分のデータをアップロードできるとのことですが、最新年度のデータを複数回更新すると10年度分の上限をオーバーしてしまうのでしょうか。
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年度が10年度分であれば、データのアップロード・更新回数に関わらずご利用いただけます。
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データの種類によって数字が確定する時期が異なりますが、いつどういう手順でのアップロードが望ましいでしょうか。
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現在IRQuAをお使いの大学様の運用ケースを例に取りますと、
- 毎年5月頃:確定した前年度分のGPAデータ、留年・退学データ、卒業データ、新年度の入試データ、在学・休学データをアップロード
- 毎年前期終了時:確定した前期分のGPAデータ、留年・退学データをアップロード
という運用が多い状況です。
一方で毎年度1回のデータ更新をされている大学様もございますので、学内の運用に合わせてお決めください。
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学内のシステムやデータに合わせるためIRQuAのカスタマイズをお願いしたいのですが。
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IRQuAは個別のカスタマイズは一切行っておりません。IRQuA本体の機能拡張を継続的に行っておりますので、追加機能のご要望がありましたらサポートまでご連絡ください。
IRQuA Touch
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サービスの詳細と料金体系について教えてください。
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IRQuA Touchの詳細および費用は https://irqua.jp/touch/ をご参照ください。