12/1(金)にIRQuAのオンライン説明会を開催いたしました。説明会では、サービスの概要紹介に加えて、IRI Lab.の和嶋先生による実践的な分析デモンストレーションが行われました。
この記事では、分析デモの動画アーカイブを公開し、説明会のポイントをご紹介します。

分析デモの紹介

和嶋先生による分析デモでは、IRQuAの大学データダッシュボードとオープンデータダッシュボードを活用し、自大学の志願者傾向を統計データと比較分析する方法を実演していただきました。
デモの様子はこちらの動画でご覧いただけます。

■ チャプター(全36分)
00:00|IRQuAダッシュボード概要
02:18|IRQuAを活用した分析デモ
12:58|IRQuA Touchの分析デモ
31:55|IRQuA Touchワークブックデモ

IRQuA Touchの可能性

また、和嶋先生からは、現在開発中の新機能であるIRQuA Touchのデータを用いて、具体的にどのような分析が可能かのご紹介もいただきました。

IRQuA Touchは、IRQuAに蓄積されたデータを、Tableau Desktopでの利用に最適な形式に変換・出力できる有償オプションで、IRQuAの基本機能を超えた高度な分析が可能になります。
和嶋先生の分析デモでは、1年次と4年次のGPAの相関分析や、GPAと退学の関係に関する分析など、多様な手法がご紹介されました。

IRQuA Touchオプションには、これらのような様々な分析グラフが初めから組み込まれています
また、Tableauの基本操作、IRQuA Touchの活用方法などに関するレクチャーなどのコンテンツの提供も予定しています。
このため、Tableauに不慣れな方でも、すぐにより深い分析を開始いただけるのが特徴です。

[ IRI Lab. 監修 ] Tableauベースワークブック
Tableauベースワークブックの活用レクチャー

大学間の連携を容易に

既にTableauをお使いの方はご存知かと思いますが、Tableauではデータフォーマットが同じであれば、分析グラフを手軽に共有することができます。
例えば、AさんがTableauで作成したグラフ(ワークブック)をBさんに共有したい場合、Aさんはデータそのものを共有することなく、グラフのみをBさんに共有することができます。
これにより、BさんはAさんが作成したグラフを、自分のデータに適用して再現することが可能になります。

この特性は、大学間で分析手法を共有するにあたっても非常に有効です。
IRQuA Touchデータは全ての大学でフォーマットが統一されているので、個々のデータを共有することなく、分析グラフのみを大学間で共有することができます。
これまではデータやセキュリティの面から大学間での情報交換が難しかったようなケースでも、IRQuA Touchデータを活用いただくことで、簡単に知見の共有を行っていただくことが可能になります。

冒頭の和嶋先生の動画では、サンプルデータを元に作成したグラフを、また別のサンプルデータに適用する方法も実演いただいています。
ぜひ該当部分のデモ(31:55頃)もご覧ください。

最後に

この度の説明会にご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。

IRQuAでは、今後も定期的に説明会を開催する予定です。
最新の情報はPeatixを通じてお届けしますので、興味をお持ちの方はIRI Lab.のページをフォローしていただければ幸いです。