2024年4月から、IRQuAでは【IRQuA Touch (イルカ タッチ)】 という新機能をリリースしました。
IRQuA Touchは、IRQuAの基本機能を超えた、より高度で深い分析を実現する有償オプションです。

開発の背景

IRQuAでは、たとえ予算や人員が十分でない環境であっても、低コストかつ容易にデータ活用を開始・継続いただけるよう、入試、学生数、GPA、進路といった各種データをIRQuAにアップロードするだけで、予め定義された様々なグラフを自動的に可視化できる基本機能を提供しています。

一方、IRQuAはパッケージシステムのため各種グラフは個別にカスタマイズすることはできないことから、各大学様における固有の課題に応じて「より深い分析をしたい」「IRQuAが対象としていない他データも組み合わせて分析したい」といった個別のニーズにはお答えすることができませんでした。

このような各大学様のニーズに対応するため開発されたのがIRQuA Touchです。

IRQuA Touchとは?

IRQuA Touchは、IRQuAに蓄積されたデータを、Tableau Desktopでの分析に最適な形式 (Hyper形式) に変換し、出力することできる機能です。
IRQuA Touchのデータは、異なるデータとも簡単に結合できるフォーマットとなっているため、例えばアンケートデータ、外部試験データ、国家試験データなどのような学内外の様々なデータと組み合わせて、より柔軟で深い分析を行っていただくことが可能になります。

IRQuA Touchの活用イメージ
IRQuA Touchの活用イメージ

また、IRQuA Touchの利用を開始いただくと、IRI Lab.の知見を集約したTableauワークブック (IRQuA Touchベースワークブック) が併せて提供されます。
このワークブックには、実務的なニーズや課題を想定したグラフが既に用意されているため、すぐに分析を開始することができます。

IRQuA Touchデータの活用方法については、順次、レクチャーなどのコンテンツをご提供していく予定です。Tableauの操作に不慣れな場合でも、学内のデータを最大限にご活用いただけるよう、サポートさせていただきます。

その他、利用料金等の詳細につきましては、ぜひIRQuA Touchの紹介ページをご覧ください。

最後に

IRQuA Touchデータで具体的にどのような分析が可能かについては、2023年12月1日に開催したオンライン説明会にて分析デモを行いました。こちらの記事では分析デモのアーカイブ動画を公開していますので、ぜひ併せてご覧ください。

IRQuA Touchは、今回のリリースと同時に既に複数の大学様においてご利用を開始いただいています。

ご関心がありましたら、随時、オンライン個別相談会を実施しておりますので、お気軽にこちらのフォームからお申し込みいただければ幸いです。